予防歯科診療・メンテナンス
むし歯予防
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矯正用ブラケット周りの歯質
歯みがきがしにくい矯正中の歯面
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乱れた歯並び
不衛生になりやすい凸凹した歯並び
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入れ歯
汚れが付着しやすい入れ歯金具
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萌出したばかりの臼歯
生え変わったばかりの永久歯(6~15歳)
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ホワイトスポット
ミネラルが不足して白い点々(思春期に多い)ができた永久歯
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露出した歯根
歯肉が下がることで歯根が露出し、歯が長く見える
フッ素配合の歯面コーティング剤の塗布
歯面にコーティング剤を塗り、光を当てて固めれば完了です。
歯の色に近いコーティング剤を使用するため、見た目も違和感はほぼありません。
フッ素ジェルを塗布するだけの処置より、効果が長持ちします。
また、歯を傷めないように接着剤を使用せずにコーティングを行います。
歯質の強化
生えたばかりの歯はまだ成熟していませんが、唾液中のミネラル成分を取り込むことで成熟し、硬さが増していきます。歯が完全に硬くなるまでの2年間はむし歯になりやすいので、この時期にフッ素を塗布しておくとむし歯になりにくいエナメル質が出来上がります。
一番のおすすめは、フッ素を塗布して歯面をフルオロアパタイトにし、溶けにくいエナメル質にすることです。
フッ素は3種類の使い方があります。あなたの歯に適したフッ素の使い方をご提案していきます。
予防歯科型リスク評価
「リスク」とは、将来的にどの程度むし歯や歯周病にかかいりやすいかというリスクです。カウンセリングや検査によって「リスク評価」を行うことで、今後の予防へとつながります。
リスク評価①「リスク検査」
お口の中の状態を検査
歯茎、唾液、レントゲンなどによる様々な検査を行い、虫歯や歯周病へのなりやすさを評価します。
リスク評価②「カウンセリング」
取り巻く環境の聞き取り
普段の食生活や喫煙習慣などの生活環境にもリスクは潜んでいます。じっくり患者様のお話を伺い、日常生活に潜むリスクを探していきます。
お身体の状態の聞き取り
糖尿病にかかっている方は歯周病リスクが高まるなど、お身体の健康状態がお口の健康にも影響を及ぼしている場合もあります。そのため、現在の健康状態なども合わせてお伺いします。
スケーリング
歯周病にはいくつかの原因がありますが、大きな原因の一つとして挙げられるのが歯垢(プラーク)です。
歯周病治療を進める上で最も重要なことは歯垢をしっかりと除去することですが、歯石の表面はザラザラしているため歯垢が付着しやすく、付着した歯垢は落としにくくなります。この歯石をしっかりと除去することで歯垢が付着しにくい環境にし、歯周病を改善していきます。
ブラッシング指導
虫歯だけでなく、歯肉炎や歯槽膿漏を日頃からケアするためのブラッシング指導を行っています。
これまでの歯みがきのやり方で汚れがしっかりと落とせているのかをチェックし、それぞれの患者さまの歯並びや歯の形に合ったみがき方や、歯肉のマッサージ方法もお教えします。また、出血・腫れ、食べ物が挟まりやすいなどの自覚症状がないかをお聞きし、実際にご本人にもチェックをしていただいた上で、その病気がもつ重要性を認識していただいています。