栄養の話

2018.11.18

ビタミンB1と『江戸わずらい』のお話

『白米』を食べる文化ができてから、脚気が大流行し、『江戸わずらい』と言われました。

玄米を食べると、脚気にはならないことから世界で始めてビタミンB1を発見したのは、鈴木梅太郎博士でした。

米ぬかに豊富に含まれているビタミンB1は、人間のあらゆる活動にかかわっている酵素の補酵素として大切なビタミンです。

神経の働きを正常に保つ働きがあるので、脚気の予防は勿論。

肩こり神経痛。

集中力アップから、認知症の改善、ストレス緩和等に効果があります。

糖代謝にも関係しますから、糖尿病の予防や、エネルギー持続力アップ効果もあります。

豚肉・鰻・玄米・枝豆に豊富に含まれていますので、夏バテには玄米に鰻の蒲焼をのせて、ヌカ漬と枝豆をつまんでいただくことは特にお薦めしたい。

ビタミンB群は水溶性ビタミンなので、茹でこぼすと70%くらいを失ってしまいます。

なるべく蒸すか、焼く料理が宜しいですね。

ゆで豚よりは、蒸し豚の方が元気が出ますよ。

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