日本では、オリーブは、外来果樹ですから余りなじみのある食材ではありませんが、ヨーロッパでは、トマトと並ぶ医者要らずと言われる程優れた食材です。
有名なのは、オリーブオイルです。
数年前にリノール酸オイル(オメガ6脂肪酸)が人気でしたが、酸化しやすくて、悪玉コレステロールが増えてしまうことがわかっています。
アレルギーや心筋梗塞が増えた原因は、リノール酸の摂り過ぎといわれています。
一方、オリーブオイルはオメガ9脂肪酸です。
アレルギー・心筋梗塞・癌・関節リュウマチを予防する効果が期待されています。
穏やかな下剤としても使えます。
血液凝固を抑える作用も期待されています。
夕食時にスプーン1杯のオリーブオイルを飲む。
夜中の脳梗塞・心筋梗塞を予防して、朝はすっきり快便という健康法です。
香りが高いオイルですし、天婦羅やフライにはチョット重い感じです。
これには、オメガ3脂肪酸のオレイン酸がお薦めです。
ひまわり油・ゴマ油・コーン油・キャノーラ油です。
オリーブの実は、イタリア料理や地中海料理には欠かせない物ですが、やはり独特な香りがします。
オリーブの葉のエキスは、抗菌作用が強く,風邪や色々な感染症にも効くと言われています。
血圧を下げる効果がありますので、血圧の低い人は要注意。
血糖値も下げますので、血糖降下剤を飲んでいる人も要注意です。