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子どもの歯並びの種類

お子様の歯がこのような
状態になっている場合は、
歯科医院に相談に
いきましょう!

お子様の歯がこのような状態になっている場合は、 歯科医院に相談にいきましょう!お子様の歯が以下のような状態であれば、歯科医院での相談が必要です。

乳歯がすき間なく
並んでいる

乳歯の段階で、歯がすき間なく生えている場合、永久歯に生え変わった際にスペースが不足して歯並びが乱れる可能性があります。そのため、早い段階で歯科医師に相談し、適切な処置を行うことが重要です。適切な治療を行うことで、将来的な歯並びの問題を予防できます。

下の前歯が
生え変わってきた

下の前歯が生え変わるタイミングでズレて生えている場合、顎のスペースが不足している可能性があります。この状況では、矯正治療が必要になる可能性が高いです。早めに歯科医師に相談して適切な処置を受けることで、将来的な歯並びの問題を予防できます。

歯がでこぼこしている
「叢生」

歯がでこぼこしている「叢生」叢生とは、歯が前後にデコボコとずれて生えている状態で、乱杭歯や八重歯とも呼ばれます。主な原因は、顎の骨が十分に成長せず、永久歯が生えるスペースが不足することです。また、柔らかい食べ物の摂取が多いことや遺伝的要素も関与します。歯磨きが難しいため、歯周病やむし歯のリスクが高まります。

前歯が出ている
「出っ歯」(上顎前突)

前歯が出ている「出っ歯」(上顎前突)出っ歯、または上顎前突は、上顎の前歯が下顎の前歯よりも突き出している状態を指します。口腔内のバランスが崩れ、外見にコンプレックスを抱くことがあります。成長不足や指しゃぶりの癖が原因で起こるとされています。出っ歯の人は、唇が開きがちで口内が乾燥しやすく、むし歯の発症リスクが高まるため、早めの歯科医師の診断と適切な治療が重要です。

顎が前に出て
しゃくれて見える
「受け口」(下顎前突)

顎が前に出てしゃくれて見える「受け口」(下顎前突)受け口、または下顎前突とは、下顎が前方に突き出している状態を指します。顎が前に出てしゃくれた印象を与えます。主な原因は、下顎の発達過剰または上顎の成長不足です。受け口の人は噛み合わせが悪く、食べ物を十分に噛み切れない場合があります。また、発音が不明瞭になることもあるなどコミュニケーションに影響が及ぶ恐れがあるため、早期改善を目指すことが大切です。

口が閉じない(開咬)

口が閉じない(開咬)口が閉じない状態を開咬またはオープンバイトと呼びます。上下の奥歯が噛み合っているものの、上の前歯と下の前歯が閉じられずに隙間ができます。遺伝的な要因や幼少期の指しゃぶり、舌の癖が原因とされます。治療が難しい不正咬合の一つで、遺伝的な要因が強い場合は外科的処置が必要なこともあります。サ行やラ行の発音や食べ物の咀嚼に影響を与える可能性があるため、快適な日々を取り戻すためにも適切な治療を行うことが重要です。

歯と歯の間にすき間がある
「すきっ歯」(空隙歯列)

歯と歯の間にすき間がある「すきっ歯」(空隙歯列)すきっ歯、または空隙歯列と呼ばれる状態は、歯と歯の間に隙間ができている状態を指します。これは、歯の大きさや数が歯列弓(顎骨)と調和しないことによって生じます。通常、舌や口唇、頬筋の力のバランスにより歯は適切に並ぶべきですが、空隙歯列ではこのバランスが乱れ、隙間が生じます。乳歯列期や混合歯列期の空隙は、永久歯の大きさや数が適切であれば自然に閉じることもあります。不安な場合は、一度ご相談ください。

かみ合わせが
逆になっている
(交叉咬合)

かみ合わせが逆になっている(交叉咬合)交叉咬合は、上下の歯が正常な噛み合わせとは逆に前後に重なっている状態を指します。この状態は顎に大きな負担をかけ、顎の骨の変形や顔の歪みなどのリスクを伴います。また、歯の食いしばりや顎関節症、歯周病の進行、歯根破折など、歯を失う可能性が高まる不正咬合の一つとされています。

噛み合わせが深い
「過蓋咬合」

噛み合わせが深い「過蓋咬合」過蓋咬合は、上顎の歯列が下顎の歯列を覆い隠すほど深く噛み合っている状態を指します。この状態は乳歯の早期喪失や奥歯のむし歯による早期抜歯などが原因とされます。過蓋咬合では奥歯に負担がかかりやすく、噛み合わせのバランスが悪化します。前歯で食べ物を噛み切れないだけでなく、むし歯や顎関節症のリスクも高まります。