20年前とは違って、磨きすぎによる困った症状が増えました。
以前は磨きすぎの害と言ったら、楔状欠損(歯の根元が歯ブラシによって削り取られてる)と知覚過敏が大半でした。
歯磨き剤に研磨剤が入っていて、歯根を削ってしまうからです。
歯磨き剤がどんどん新しくなって改善された今どきは、どうなったかというと
1)知覚過敏
先細歯ブラシが歯肉をめくってしまい、歯根セメント質がむき出しになってしまうので、冷たい水がしみます。
2)歯茎さがり
歯が長くなったように見えて黄色くなっていますが、歯肉がさがってしまい歯根がむき出しになっています。
3)歯が揺れて抜けそう
歯肉が下がった為に付着歯肉が無くなってしまい、小帯の動きにつられて歯肉ポケットができて歯周病が悪化して歯が揺れだすのです。
4)歯肉が痩せてヒリヒリする
歯肉を歯ブラシでこすりすぎて擦り剥けたり、やせ細った歯肉になって張りが無い。
ヒリヒリして口中痛むなど。
こすリすぎてはいけない歯磨き。
されど、汚れは取らなきゃいけないし、バイキンは減らさなきゃ虫歯や歯周病になってしまいます。
その先には、動脈硬化が待っている。。。。。。。
防ぐにはフロスやリンスの使用が必要です。
こすらずに、汚れを落として、月に一回はバイオフィルムをはがす。。。。。。それが正解。
磨きすぎに注意ですよ。