『人生100年計画』と言われても、単純に長生きを喜べないのは、『言い表しがたい不安』が心に湧き上がってくるからですね。
お医者さんに毎月通っているのに、認知症の初期症状が発見されにくい。
それは、お医者さんの前では何故かシャキッとしているからですね。
介護認定をしてもらおうとすると、判定面接の日に妙にシャキッとしていて、家族が面食らってしまうのと同じ。
ところが、
歯医者はすぐ気が付きます。
長年通ってこられてる患者さんの口の中が急に汚れが目立つようになるからです。
この時、とても悩みます。。。。。。。。。。。。。。。。。
実際には、本人にお伝えすることはありません。
ご家族が一緒に付き添って来院している場合は、やんわりとご家族にお伝えします。
付き添ってきている段階で、ご家族は気が付いていらっしゃるので、どのように気を配ってあげてほしいか伝えることができます。
そして、定期的に口腔ケアを開始します。
すると、誤嚥性肺炎や風邪の予防につながり、本人のQOLが上がります。
社会に触れる楽しさ、食べる楽しみを味わい、家族が困る口臭も防げます。
一人で来院されてる場合は、伝えることがとても難しい。。。。。。。。。。。。。
地域の訪問介護の現場連携に参加しても、訪問歯科の口腔ケアはとても軽んじられていると感じています。
実際は『訪問介護の介護計画の蚊帳の外』と感じています。
口の中は、覗き見ないとわからないブラックボックス状態になりやすいのです。
80歳を過ぎたなら、毎月専門の口腔ケアを受けてみませんか?
歯医者は、患者さんの体調の変化にすぐ気が付きます。