永久歯が口の中に生えてきたときは、未熟な状態で表面も根っこの先も中も不完全な状態です。
その上思春期は、成長ホルモンが多く出ているため唾液が酸性に傾きやいのです。
だから、白い点々がある歯になってしまったりする。
このままだと虫歯になりやすい。
そこで、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所では、毎月、歯の表面を清掃して、フッ素やアパタイトを使い虫歯にならないように守ります。
先月から治療を開始した女の子は、前歯の虫歯が多く、虫歯の穴を埋める治療が最優先になっています。
しかし、歯の表面があまりにガサガサで、表面をなでる指先に引っかかる感触が唇の内面にヤスリをかけているようです。
『歯磨き剤は何を使っているの?』
このままでは、穴を埋め終わらないうちに表面が砕けて行きそうなので聞いてみると、
とても有名な『顆粒の入った歯磨剤』でした。
顆粒が弱った歯の表面を浸食して、洗濯板のように歯ブラシの動きの方向に沿って歯をえぐっています。
使ってはいけない歯磨剤の説明をしてから、アパタイトで表面の傷を修復することを勧めました。
その顆粒は溶けずに歯周ポケット内に停滞し、歯周病の治癒にも影響することがあります。
歯医者には定期的にクリーニングに行った方が、インフルエンザの予防になったり、糖尿病やリュウマチの改善になったりと、良いことがあります。
歯医者には、お口の健康に良い情報があります。
もっと、歯医者のおすすめグッズや健康法を利用してください。
CMにまどわされないでね。。。。。。。。