先日、海外出張先からネット予約いただいた男性は、きちんと半年ごとに『歯のメンテナンス』を受けていたそうです。
中村歯科クリニックの治療が始まって、腫れが落ち着いてきて、たずねたことが
『なぜ歯石を取らなければいけないのですか?』
それは
『歯石は歯周病菌が住み込んだアパート』のような存在だからです。
歯周病菌がプラークと共に歯と歯の間に残ると、唾液のカルシウム成分が固めてできるのが歯石。
軽石状のその形態は、歯周病菌にとって、歯ブラシの届かない隠れ家となります。
歯石の中でぬくぬくと活動する歯周病菌は毒素を産生し続けて、絶え間なく歯肉と骨を攻撃します。
だから、中村歯科クリニックの歯周病治療は、徹底して歯石を取り、除菌、口腔内フローラを整えることになります。
表面をブラシで磨いて茶渋を取ることを『メンテナンス』とは呼びません。
治療が厳しくて驚かれることもありますが、歯を失いたくない方が遠方からも受診される理由は、『妥協しない歯周病治療』の当院の姿勢にご理解いただいてのことであります。