『歯が長くなってきたけど、こんなものかなぁ・・・・・』って思っている人。
貴方の疑問は正解です。
歯の長さは成長が止まった15歳くらいから長くなりません。
口の中に出ているところは歯冠といって、硬いエナメル質におおわれて溶けないように守られているところです。
では、歯が長くなるというのは、歯肉が後退してしまい出てはいけない歯根が見えていると言うことです。
歯根が見えたら、何が良くないかというと
1)エナメル質に守られてないので、酸に溶けます。。。。虫歯になりやすいのです。
2)咬む力に抵抗できずに揺れて来ます。。。。歯周病になります。。。。歯が抜けます。
3)本当は歯根が出てきているのに歯肉が腫れあがって長くは見えてないと言う、歯周ポケットが4mm以上で危険なら、歯周病菌がいっぱいポケット内で繁殖して、血管を傷つけています。
どうして歯肉は後退するのでしょう?
1)歯周病
2)歯ぎしり喰いしばり
3)小帯異常
4)頬の筋肉が固い
5)糖尿病などの基礎疾患
が考えられます。
世間で考えられているのは1)の歯周病ですね。
歯医者で歯周病と言われて治療をする。
歯周ポケットが4mm・・・・これは歯ブラシで洗えないレベル(先細歯ブラシで可能なのは1mm程度)
先細歯ブラシでどんどん磨くとどんどん綺麗になって2mmになっていく。。。。歯肉後退してその分2mm歯が伸びて見える。
これはこれで、深いポケットが無くなったことで歯周病菌が減るので口腔内状態はとってもよくなります。
しかし、歯が伸びたように感じます。。。。。歯根が出たなら虫歯になりやすくなります。
より一層虫歯予防に励みましょう。
もう一つ、この歯周ポケットを減らす方法は、上から減らすのではなくて、ポケットの底を上げる方法
底上げして行ってポケット2mmを目指す方法です。。。。。。。これが上手くできると歯が伸びたように見えない。。。はず。
長くなったので次回につづく。。。。。。。。。。。。。。。。。。。