ゆっくり虫歯ができると、歯の中で生きている細胞達が自分を守るために歯(象牙質)を作ります。
外側から溶かされてできる虫歯に対して、人間は穴を埋めるように外側に歯を作ることはできないのです。
しかし、細胞を守るために内側に歯を作って、外の世界と細胞の距離を保とうとします。
これを2次象牙質とか補綴象牙質とか言うのですが。
年齢が伴うゆっくり進んだ虫歯の場合、歯の中の細胞が酸欠になる程に歯を作りすぎてしまう事が有ります。
すると細胞が住んでいる部屋が狭すぎて、歯髄変性を起こして細胞が死んでしまいます。
作りすぎてはいけないと言うことですね。
だから、痛くないゆっくり進んだ虫歯でも的確に治療することをお勧めします。
変性が進むと、いざ根管治療をしようとしてもルートが取れない事が有ります。
難しくなっちゃうんですね。。。。。治療が。
だから、虫歯を放置するのは止めましょう。。。。。
治療ができなくなっちゃうので。。。。抜歯になる可能性があります。