歯がなくなってしまったならば、3つの方法で噛めるようにします。
1)入れ歯
2)ブリッジ
3)インプラント
ここでは1)入れ歯についてです。
健康保険治療の中で3つの中では一番安いです。
殆どの方は健康保険の入れ歯を希望されるので、1万円~2万円。この場合1割負担の方と3割負担の方では同じ入れ歯でも3倍値段が変わります。
保険外では30万円位~150万円位の幅があります。
さて、何が違うのでしょう?この値段の差に納得の価値はあるのか?ないのか?知りたいところでしょう?
自費の入れ歯は一言でいうなら、『入れ歯だということを忘れる使用感』です。
入れ歯自体が壊れるうことも稀です。割れたり変形したりしません。(適切に使った場合)
欠点は、自分の歯のように噛めるからこそ人工の歯がすり減ってしまいます。おせんべいも肉もナッツもバリバリ食べれることですり減ってしまいます。そして、人工歯の修復が必要になります。これをしないと、貴重な自分の歯に負担がかかり自分の歯が壊れてしまい大掛かりな再治療が必要になったりします。ちょっと噛みにくくなったとか、ノリが噛めない等の症状はすり減った証拠です。すぐ修理に来てください。
保険の安い義歯でも人工歯はすり減りますが、もともとガタのある、噛む力が逃げる性質の義歯なのですり減ってることに気が付きにくいです。残った数本の歯に負担がかかり歯が揺れ、歯肉が腫れて、歯が抜けてしまいます。
噛む力はもともとは60Kgくらいの強力な力と言われております。この力を顎の骨でしっかりと受け支える義歯が保険外の義歯です。