当院で作る『ソラマメ君』は顎関節症の急性期で口が開かなくなった人の口を開けるようにする装置です。
口が開かなくなるとは、額関節の関節包のクッション材が外れて骨が滑ってもとに戻ることができなくなっているという事。
顎が外れると口が閉じなくなりますが、クッション材が外れると口が開かなくなります。
治療としては、このクッション材をもとに戻すという事です。
1)力学的に元に戻す方法
2)東洋医学的に元に戻すための鍼治療
の二つがあります。
一般の歯医者が保険治療で顎関節症の時にできる治療としては、マウスピースを入れる事なのです。
しかし、口が開かない場合は型を採ることができないので、普通のマウスピースが作れません。その時に使うのが『ソラマメ君』で(1)のやり方です。
通院回数が1回なので、保険対象にならず保険外治療です