中村歯科クリニックは、沢山の虫歯を持っている方の治療もそこそこ早く終了します。『患者さんに「治療が速い」』と言われ続けて気が付きました。
HPにも書いてありますが、一人の『患者さんが持っている問題』を洗い出して、『患者さんの望むゴール』に行きつくための最短ルートに合わせて治療の順番と必要な時間とタイミングを組み立てて治療を始めます。
患者さんの持っている問題とは
1)抜歯の可能性。救いようのない歯は抜く。しかし、抜くタイミングは抜いた後に『インプラントにしたいのかブリッジなのか入れ歯にしたいのかゴールはどっち?』によってさらに抜く歯の状態によって左右される。
2)根管治療の必要性。壊れてる歯は神経と血管は生きているのか?そのまま歯に戻せるのか?神経を取るのか感染しているのか?その治療は何回かかるのか、再発の可能性を許容するのかしないのか?
3)咬合の確保。治療中のかみ合わせを保つキーになる歯はどれか?どの歯に支えさせるのか?順番を決める要になる。
4)治療資金力。歯の治療は体の治療。治療の予算はいくらまで許容されるのか?
5)年齢と体力の問題。ハードな治療に耐えられない体力不足や持病があるのか?頑丈な入れ歯を扱う指の力は十分か?
6)歯周病の重症度。歯周病の改善ができるかどうか
7)患者さんの本音。ゴールは患者さんが選ぶ。
この7つの問題ポイントを聞き取って解説して決めていくのです。患者さんの望む治療のゴールに向かうルートを見出していきます。
患者さんの半年後を思い描き、1年後に健康と体力が向上し、パフォーマンスが上がる未来にフォーカスし続けて治療を組み立てていきます。
途中に発生した予定外の事態にもルートを変えてもゴールにたどり着くように。。。。すると常に今どの段階なのかゴールに近づいてる実感を持ちながら治療が進みます。
良くなっていく自分を感じながら歯医者に通うことになります。主役は自分なのです。
それが速く治療が終わる理由です。。。。。