食べることを大切にしています。

自分で選んで食べるようになった頃、親元から独立した頃ですが、栄養なんて何も考えていませんでした。自分で作れる数少ない料理と近所のスーパーで売っている食材とお財布事情で、コロッケ・餃子・ポテトサラダ・パン・カレーなどを中心に日替わりで、お財布が許せば外食でパスタ等を食べていました。子どもを育てるようになってから、ボリューム満点の子どもの喜ぶ肉料理と麺料理とチャーハン・オムライス・どんぶり物。よくある圧倒的に忙しくて寝不足なストレス満杯の20年間を過ごして、気が付くと自分のためにだけ食事を作ればよい時代が訪れました。家族はあらかじめ用意した食事より、食べたいときにちゃっちゃと作った料理でいいから待たないで欲しいと独立していきました。そして、急にバランスを崩してしまい、ダイエットしてみると、何故にあんなに食べることに必死だったんだろうかと不思議に思うほど解放感を味わいました。

「美味しかった！」。。。満足げな家族の顔が見たかったんだなぁ。。。。その一言に尽きます。毎日、これも美味しい、昨日のも美味しかった、明日は何だろうって。。。食べることを楽しんでいた。

自分のためにご飯を作る今は、『美味しい』や『満腹』のレベルが下がって、『元気に動ける、笑える、楽しめる』の要求レベルが上がっています。

ときどき爆食いもしてしまうのですが、体が何かを欲しがっているんだなぁ・・・と思って許容しています。日々動いて食べてる自分はお腹が空きますが、食欲がない人、小食の人も居ます。アイスクリームやチョコレート菓子を食べすぎて糖尿病になった方も。

体の声をちょっと聴いてみましょう。楽しめていますか？何か辛くないですか？遊んでいますか？心をウキウキに遊ばせることはできていますか？

栄養が足りなくて考えることを止めていませんか？毎日外に出て、日の光と風を感じてください。子どものように。この5分・10分を彩ってみてください。ちょっとスニーカーを履いて水筒をもって、散歩に行きましょう。

帰ったら、魚肉ソーセージかじって、卵かけご飯食べて、味噌汁飲んで。。。。笑って！。。。欲しい。

いろんな病気の人たちとお会いしますが、女性が本当に食べてなくて。甘いパンと少しの野菜と少しのスープで過ごして、肉や卵や魚を食べずタンパク質やミネラル・ビタミンが足りなくて体の細胞が作れない。その為に全身に炎症を起こし、難病化してこじれてお医者さんも手におえず『食べて、運動してください』と言われ、頑なに食べないループ。いったい何がこんなに女性を追い詰めているんだろう。。。

『孤立』かなぁ。。。。会いに来て！。。。とりあえず保険証っていうパスポートみたいなもの持って。