中村は歯科医専用の研修じゃない分野も参加します。技工士や衛生士向けの研修も参加してきました。栄養学やダイエット資格も人間の体の維持に必要な知識です。最近の料理教室では美味しいことと手間をかけないことが正義でしたが、ダイエットを研修してみると、『華やかな料理』が『人体の健康』と違うベクトルで進行してるようでもっとシンプルに考えるようになりました。一つ前の投稿で筋膜のことに触れたのは、『顎関節症』の治療法が混迷をしているのは医学が筋肉と筋膜の重要性に気が付かなかったことによるのではないか、何故なのか、どこまで分かっているのか。筋膜も筋肉の一種で、全身に連携し神経や血管や骨に影響を及ぼすのに、データ化できない。
データ化できないことで、進歩の時間が止まってしまったように見える分野。。。。しかし、筋膜の連携の重要さが学問化されたのは2006年位からだと知りました。
おそらく、現在で一番詳しいのは一部のセラピストさん。。。。セラピストって何ぞや。。。と思います。『柔道整復師』・『理学療法士』さんのこと。現実には街のマッサージ屋さんは資格があいまいで筋肉壊れるくらい強く揉んだりひねったり、無意味にボキボキいわせたりして怖くて近づけないです。人間の体のつくりを知っている『柔道整復師』・『理学療法士』さんたちはボキボキ言わせたりしません。
『一部の』というのは、2006年からでも17年しかたってないということは、大学や専門学校のカリキュラムに組み込まれてないと思うからです。自ら研鑽しないといけない黎明期の治療方法なのではないかと思うのです。私もいまだどこで研修できるのか手探り状態で、先人たちの苦労ばかりが書籍に残されていて愕然とし、解剖学に立ち戻っています。しかし、解剖学の書籍には筋膜は取り除かれて解説されているものが殆どです。今はアプリがとても優れていて、古い医学書は役に立ちませんね。
人の体はとても繊細でありながら、適応能力にたけていて、それだけで美しい宇宙。。。。どうか『100年くらいの人生を健やかに過ごせるよう』に平和な日々を祈りながら、本と情報に埋もれて過ごすGW
この分野がもっと認知され、健康保険の呪縛(まず初めに病気になる。それから高い治療費をみんなの保険料で安く面倒見る)から解放されて、病気にならないように健康投資するようになると良いなぁと思うのです。