歯周病の重症の方の来院が増えてきているのはコロナのせいなのでしょうか。
歯周病と癌の関係でしばし悩んでおりましたが、伝え方を変えました。以前は手入れの仕方をひたすらに伝えていました。根尖性歯周病や破折して感染した歯も抜いたほうが良いと伝えて断られることが良くありました。抜くかどうか最終判断は本人次第ですが、『顎骨の中で感染して体中に細菌を運んでるこの歯は抜歯したほうが良いですよ。これは、癌になるし、脳梗塞になるし、認知症になります。抜かないのなら、まず大腸癌の検査は毎年やってくださいね。』
以前はそんなに強く言い渡すようなことはしませんでした。しかし、優しく言う事、指摘を甘くすることが患者さんのためにならないということを経験し、歯周病の治療や感染歯の治療を放置することが命を削る引き金を引くことになるのをあえて一言添えるように変えました。