中村歯科ではプレオルソという矯正器具を多用しています。安く提供しているから人気なのですが、全員が使えるわけではありません。。。。けれど、ある年齢ではほぼ全員が使えます。
それは5歳。ということは、中村歯科で5歳の時に矯正の相談をするのはリーズナブルでとってもお得です。
保険治療ではこどもの発達障害について指摘することができます。口輪筋のトレーニングをお知らせするのと、3か月に1回の検査で進捗具合をお知らせするくらいはできます。保険はルールなので、治療の部分は保険外になります。口輪筋が弱い子供はお口が開いてしまい前歯が出てきます。これを自力で治すのが保険治療。自力といっても、お母さんとお父さんの力ってことですので治すのはなかなかに難しいです。
その時に使うプレオルソはとても良い方法です。使うのは夜の寝ているときだけ。子どもの成長の方向性を修正するタイプの矯正器具です。とても柔軟な成長期であり、保護者さんの管理がとてもしやすい時期ですのでうまくいきます。これが次の時期である小学校3年生くらいになると保護者さんの管理が少し難しくなります。10歳過ぎるともっと難易度が上がります。治療費用も難易度が上がる分高くなります。
時々、安さだけに固執して適応例ではないと中村が思っても器具だけが欲しいらしくどうしてもプレオルソが欲しい保護者さんがいらっしゃいます。中村が別の方法が良いと言ってもとにかくプレオルソでやってから考えたいと聞き入れないので、無理だと納得してもらおうと思いプレオルソをお渡したら来院しなくなるという心配な例が2例ありました。しめしめ歯医者を出し抜いてやったぞくらいに思ってるのかもしれませんが、管理なしの矯正治療は危険です。それからは適応症でない場合の矯正治療のご注文は矯正治療自体をお断りすることにしました。筋肉の使い方や姿勢もとても大切な要素ですし、精神的な成長も重要なので全身の成長を診ていますが、素人の保護者さんはどこを診て矯正器具を使える自信があるのでしょうか。矯正医が研修しスキルアップし、判断していることをどう思っているのでしょうか。安くやりたかったら5歳で来てください。