まだまだ虫歯のことに皆さんの目が釘付けの小児歯科のようですが。
今時に大切なのは、①体幹を鍛え姿勢を正し、②鼻で呼吸ができるように頭蓋骨を育て、③舌を正しく使い嚥下を標準的基準で行えるように育てる。すると歯並びも整いやすく育てることができるかも。。。。。という事だと思うのですが、わかりずらいですか?
①に必要なのが、赤ちゃんのハイハイ。
②に必要なのが、鼻水たらしたり、詰まったりしたままでは口呼吸になってしまうので、耳鼻科で鼻を管理する。
③は低位舌を早期に改善する。
と言ったら少しわかりやすくなりましたか?
姿勢はめちゃくちゃ大切で、筋肉発達のアンバランスは極力ないほうが、病気にならない体を得るために有利かと思います。
子どもは当然風邪もひくし熱も出します、鼻水もたらします。。。。とにかく鼻で息ができるように吸引してあげてください。放置すると口で息をするようになってしまい、低位舌になります。低位舌は舌小帯の異常でも発生しますので、ハート型の舌になるかどうかのチェックもしてください。
歯並びかみ合わせは骨格の遺伝もありますが、嚥下異常や鼻づまり、舌小帯異常等、筋肉の使い方の偏りでも発生します。
親御さんは、虫歯がありますか?と必ず気にかけますが、何か発達異常はありますか?って聞いてみてください。虫歯しか診てない場合もありますよ。。。そこ大事なポイントです。