なるべく歯は抜かないで『自分の歯で噛んで食べる』を目指して診療しています。
保険治療からラバーダムが削除され、数百円の治療代で30分の治療を要求され、1000円のバーを使う治療が450円だったりと、健康保険治療の価格設定にはかなりの無理があります。赤字を積み重ねる中で、それでも腕を競って治療に励んできた歯科医のぎりぎりのバランスが崩れてきたと感じるのは、近年です。今でも皆さんの歯科治療のイメージは保険治療がスタンダードですよね。20年前に発展途上国から来る方は健全な歯と入れ歯というお口の中でしたから、虫歯の治療跡もなく根管治療等されている歯がありませんでした。すなわち、痛みがある歯は抜かれて入れ歯になるのです。。。。。。これが日本にも始まりましたか?。。。。。。。と感じております。近頃・・・・
顎の骨が入れ歯では30年くらいしかもたないという基準で考えておりますので、なるべく歯を抜かずにできるだけ補修して使う、インプラントは顎の骨を保存する有効な技術の一つ、歯の感染が体に害を及ぼすようであれば抜歯する。。。と考えて治療プランを立てます。
今まで各種研修などを経て培った技術は、その治療をなくすのではなくて、保険外治療でできる限りの時間と器具機材手技を駆使して対応しております。
栄養指導、食事指導、嚥下筋トレ、姿勢矯正など実際に指導に入る場合は、保険外治療で時間制となります。