現代はスマホにレントゲン写真を入れて持ってくる患者さんが時々おられます。
患者さんはこれに困ってるという参考には的確になりますが、治療のデータとしては足りません。
先日も、レントゲンはこれを見てくださいと患者さんがスマホで見せてくれるのですが、根尖性歯周炎があるのは分かるのですが、データなしの手探り治療をご希望ですか?という変な(30年以上前の時代の治療方法を望むのか?)やり取りをさせられました。患者さんが見るレントゲン写真の情報よりも歯医者がレントゲン写真から得る情報は詳細です。
更に、CTで確認するとどの根管が悪いのか、どうしたら良いのかの情報も手に入ります。中村歯科クリニックの治療が早くて結果が良いのはデータによって無駄を排し必要な治療に注力するからです。
患者さんのスマホの画面上のレントゲン写真は問題提起の参考にはなりますが、治療の時のデータとして使うには不十分なのです。治療を受ける歯科医院で撮り直しをしてもらいましょう。