今までパーキンソン病の方を見守ってきたのは2例です。
パーキンソン病の方は沢山いらっしゃるはずですので、ご家族はその診断が下された時に何をしたら良いのかとても不安になると思います。
今回は、お医者様から『パーキンソン病による嚥下障害が出たので診てください』という紹介があり、来院されました。
まず、嚥下障害がどの段階が原因で起こっているのか、調べること。
そして、その障害の起こっている原因を回避して改善することがテーマになります。
でも。。。そもそも患者さん自身が歯医者を相手にしてくれません。
「医者が行けっていうから来たが、もう治ったから良いんだ」と言って何もお話ししてくださいませんでした。
パーキンソン病の歩行が難しくなることは有名ですが、近年は、音楽リズム療法などという『薬』じゃない方法が功を奏していたりします。
何らかの障害が起こって、歩くリズムを失ってしまったなら、音楽を使ってリズムを再構築するのですが。
もしかしたら、食事も『噛んで飲み込む無意識のリズム』をどこかで見失ってしまうかもしれません。
TVを見ながら食べるのはできなくても、「おさかな天国」や『キノコの歌』がそーっと流れていたら・・・もしかしたら・・・
でもそのテンポを保つには、足の裏の筋肉を使わなくては飲み込めないってこと。。。。誰でも知ってることじゃないでしょ⁈
だから、きっと歯医者はパーキンソン病の方や、オーラルフレイルの方に役に立つのではないかと思うのですが。。。。
足の裏の筋肉を鍛える道具もあるんですよ。。。。ご相談ください。。。中村歯科クリニック045-591-8211です。
でもね・・皆さん、歯医者は虫歯治すのと入れ歯作る所だと思ってるから・・・病気に対して、あなたと一緒に戦うところだと認知されてないのでね。。。残念。