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2020.08.06

歯医者がやってる感染予防を日常に置き換えてみると

歯医者はもともと血液が飛んだり唾液が飛んだり、治療中に感染する可能性が多く、特に感染に注意をしている医療機関です。

器具機材の消毒と滅菌は確実に行われております。

コロナウイルス発生当初は歯医者が一番危ない職場だと報道されて、何がこれから起こるのか戦々恐々としておりましたが。

診療前に患者さんの口腔内を消毒(ポピヨンヨード使用)

口腔外バキュームによる唾液飛散予防

各種器具機材の消毒

サージカルマスク・フェイスシールドの使用

予防着の交換・帽子の使用

等で防いでおります。

これを日常に置き換えてみると。。。。。。。。。

マスクを外して会話するときは、イソジンで口の中のうがいをしてから、飲食を伴うお話をする。

テーブルには卓上空気清浄機を置く。

料理はできるだけ一口大にして、楊枝などで使い捨てる。又はとりわけ箸をアルコールでふきふき使う。

眼鏡をかける

室内用の帽子をかぶって、半日程度で洗いかえる。上着もこまめに洗いかえる。

等いかがでしょう。。。。。

洗濯の量が倍増して間に合わず、乾燥機を買いました。

特に、大阪知事は極端な発言をしてしまいましたが、ポピヨンヨードの殺菌効果は水より持続性が高いので、ランチや飲み会の直前に全員口をゆすいできてから会食されるなど、上手に使っていただきたいです。感染させるリスクは下がるのではないかと思っております。

家族に感染させないために、食事前に薄めたイソジンでうがいしてくるのは、思いやり対応としては理想的な気がしますが。。。。

逆に、一人で黙って暮らしてるときにはこまめに水でぶくぶくしたり水を飲んだりでよいのでは???熱中症予防の補水効果も期待できますし。

そんな効果のあるポピヨンヨードうがいを、何故に必死に止める医者がいるのかというと!

ポピヨンヨードは酸性が強くて、常用すると歯の色が茶色く着色したり、溶けたりします。

濃いものは特にのどの粘膜を傷つけるので、イソジンでのどをうがいすると粘膜が傷ついてウイルスが繁殖しやすくなる研究結果も出ているのです。

薄めることが必要で、頻繁に使うのもお勧めできませんので、ここぞという一日3回程度にしていただきたいと思うのです。

殺菌剤のうがいをあまりまめにやりすぎると、唾液腺や口腔粘膜が薬品やけどのような状態になって口腔乾燥症を引き起こすことがあり、やりすぎ注意なのです。

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