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2020.08.02

歯科レントゲンは2年に1度は撮影しよう

定期的にクリーニングに必ず3か月ごとに通っている患者さんですが、今回は虫歯のような色が歯と歯の間に見えます。

ちょうど以前のレントゲン撮影から2年たつので、再撮影をすることにしました。

結果は、小さな虫歯ができていました。。。。。コロナストレスのせいかなぁ。。。。。

ところがそれより一大事が起きていました。反対側の4番目の歯だけが歯周病で骨が破壊されている上に、歯根も破壊され吸収され殆ど根っこがなくなっています。

自然脱落してしまう未来が見えています。

『歯ぎしり予防のマウスピースは持っていますよね?』

「持ってるけど使ってない」

『フロスもしてましたよね』

「してたけど、今はしてない」。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。『うあぁぁぁぁ。。。。。ストレスいっぱいの今こそしてほしいマウスピースとデンタルフロス』

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

どうしましょう。。。インプラントしますか?。。。前後の歯は無傷なので削ってしまうのは忍びない(ブリッジにしてしまったら多分85歳までもたない)

しかし、インプラントしたとしてもマウスピースは欠かせないです。

歯ぎしりで破壊されるような場所にインプラントを使うと、折れないように管理が必要です。

ブリッジにしても同じです。。。。悪くすれば3本の歯を失います。。。。

おそらく、インプラントにしてマウスピースを必ず使うのが一番良いと思います。。。。ほかの歯も守られます。

「今からやれば大丈夫でしょ?」。。。イヤイヤイヤイヤ。。。。。。。『溶けて消えた歯根は絶対復活はしません。近いうちに抜けますよ』

全然そんな予定じゃなかったので、がっくり肩を落とす担当者。。。。。レントゲンは現実を映し出す。

毎日のように繰り返すこのようなやり取り。。。昨日も『ここを磨く特別な歯ブラシ先日買っていかれましたよね?』

「あー買ったけど使ってないよ。おばちゃんは言われたこともやらないもんなのよ」。。。。「腫れたらまた治してね」

何とかこちらの趣旨を理解し実行していただけるようにと思うのですが。

 

『どうせ年を取ったら抜いて入れ歯になるんでしょ?』。。。。などとうそぶいて。

『それは、昭和の発想よ。令和時代の歯科診療なら入れ歯になる予定なんてないのよ。歯と歯の間を洗って、夜はマウスピースをして寝るのが標準だからね』

真摯に歯の健康に取り組んでくださいね。

それは3か月に1回歯医者に来ればよい。。。。のではなくて。あなたに合ったケアのお話をしているので、取り組んでいただきたいのです。。。。令和の歯医者のキーワードは、予防なのですから。絶対やったほうがお得ですよ。歯がなくなる理由のほとんどは分かっているのですから。。。。そう、わかっているのです。だからこそ、この人にはこれが必要だって言えるのですから。。。分かってるんです。

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