歯を抜いた場合は、骨が出ます。そこに出血します。すると出血が固まってきて血餅を作ります。1日目は血の塊が詰まってますから、強くすすいだり、吸引したりして血餅をとってはいけません。
抜いた当日は、この血餅を傷の中にとどめておくことが大切なのです。
何故かというと、血餅が翌日には繊維化が始まって抜いた後の骨を覆ってくれます。見た目は『シーチキン』みたいなので、時々これを食べかすだと思ってぐりぐりはがしとる人がいるので要注意です。これをはがしてしまうと骨がむき出しになってしまい、激痛に5日くらい苦しむことになります。
抜いた日の翌日に見える『シーチキン』のようなものはそーっと観察していてください。
勿論ご飯の食べかすも入ってきますが、それは3日目以降のことです。3日目にはさらに繊維化が進むのでくぼみを作ってきます。それからは食事の後は丁寧にうがいをしましょう。楊枝で突っついたりしたらダメですよ痛いから。
抜いたくぼみは1か月で浅くなってきますが、跡形もなくなるには大体3か月かかります。