顎関節症の方に、マウスピース治療をいたします。
マウスピースは上の歯につけるので、まず上の歯の虫歯を治してからマウスピースをします。
これでゆっくり治る人が多いのですが、治らない人も居ます。
そして、今までの経験上ですが、マウスピースで治らない人は、腰痛と股関節痛と膝痛がセットになってることが多いです。
今回も、マウスピースで治らなくて、ソラマメ君を製作し10分噛んで。。。楽になったかと思いきや
患者さんはこの治療に半信半疑で、痛みを訴えてくるので、何回聞いても今まで痛い話と今も痛い話で堂々巡り。
ソラマメ君は劇的に効果を発揮するので、おそらくは10分治療後には変化があったはず。。。なのですが、痛い、痛い、痛い。。。
レントゲンを撮っても確実に、顎の関節は1年前より良くなっている。
100か0かの考えに陥っていて、ちょっとの違いが聞き出せない。。。。。痛い、やっぱり痛い、きっとこの周りが炎症を起こしてるかなんかで痛くてご飯を食べるのも嫌になるんです。
堂々巡り。。。。。
体の感覚より、頭で考えて痛くなるタイプ。。。。気持ちはわかるが、治療が進まない。。。
親知らずが原因で始まった『顎関節症』だから、1年前のレントゲンには親知らずとゆがんだ関節が写ってる。
原因の親知らずを抜いたので、左右の関節のゆがみは戻りつつあるが、周りの筋肉の癖が取れてない。
そうなると、首が関節の悪いほうにわずかに傾くので、その反対の腰に腰痛が出る。。。。はず。。。
「右の腰は痛くないですか?それと左の股関節か膝は?」。。と聞くと驚いて振り返った。
「そうです。右の腰がいつぎっくり腰になってもおかしくないくらい痛くて、左の股関節も。揉んでもすぐ痛くなるんです」
やっぱり。。。。。ならば、ソラマメ君でゆっくりストレッチして筋肉の癖をとれば全部治ります。。。。セットで。
おそらく1か月で改善して、3か月で癖が完全に抜けるでしょう。
どうしてそんなことが言えるのかご質問頂いたので、顎の作りと、今回起こった異常と治すために何をしようとしているのかを丁寧に説明しました。
人の体は、ゆっくり優しくいたわりながら治すのがコツです。
くれぐれもやりすぎないように。。。。ソラマメ君は1日3回で十分です。