少しずつ歯ぎしりで前歯が動き出していても普通は気が付きません。
前歯と前歯の間に黒い影のような隙間ができて、下唇に変なあたり方をしてきて、食片が挟まるようになって、あれ?。。。嫌だな、困ったな。
とうとう気が付くくらいになりましたね。
それでも、歯ぎしりなんかしてません。。。(ほとんどの人は歯ぎしりの自覚は無いんです。)。。。と皆さんおっしゃります。
でもそんなあなたは、尖った▼の歯のはずの糸切り歯が平らに変形してるはず、そして、下の前歯がガタガタになってるはずなのです。。。
何故かというと、糸切り歯が▼なのは、前歯や奥歯を守るためなので、すり減って平らになったら、もう守れない。
下の前歯の1本が少し前に出て、上の歯に当たりが強くなっているはず。
40歳くらいから始まるこの現象が50台に差し掛かるとはっきり見えてきます。
そのままにしておくと、どうなるかというと。。。。殆どの場合、ぐらぐらになって、唇から見えてきて、数年後に抜けます。
では、どうしたら良いかというと。
ミニ矯正を考えてください。。。。歯並びを元に戻して、お口の中に収めてから、マウスピースで歯ぎしりから前歯を守ります。
上の前歯をいじめた下の前歯を整理整頓しましょう。
そして、力(歯ぎしり・食いしばり)によって破壊された歯周組織の健康を守ります。。。。
症例に表示した方がその一例となります(本人は抜歯されると思っていましたが抜いてません)。。。。ご参考にしてください。