歯医者さんに行くと、大人なら必ずと言ってよいほど歯周ポケットを検査されますよね。
患者さんの歯を1本1本計っていくのですが。
健康ならば2mm~1mmなのです。ギリギリ3mmまでは大事にはなっていませんが。
4mmともなるとこちらには緊張が走ります。。。。。
歯周ポケット内を磨けるような錯覚が起きる歯ブラシのCMが多いのですが。
4mmともなると磨けません。。。。歯周病菌の温床になります。
歯医者はこれを何とかして、患者さん自身が磨ける2mmにしようとします。
その方法は、昔は歯肉を下げていって2mmにするのが主流でしたから、歯が長ーく伸びたようになってもポケットが2mmなら良しとしていました。
今は何が違うのかというと、ポケット底を挙げてきて2mmにしようとします。
その為にバイオフィルムをポケット底まではがします。。。。アミノ酸パウダーを吹き付けてそーっとバイオフィルムをはがします。
歯が長ーく伸びるのを防ぎます。
患者さんは今でも、腫れているか、歯が揺れてないかが気になって、腫れてない、揺れてないときは治療に向き合ってくれないことがあります。
もしも、歯周ポケットが4mmあるなら、重症患者さんとして毎月のように定期的に歯周病管理することになっています。
『歯周ポケット4mm』は、自力で洗えないので、歯周病菌が繁殖して、感染症になりやすくなったり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが増えたり、リウマチなどのアレルギーや自己免疫疾患を増悪させたり。。。。。悪い影響がたくさんあるのです。
がむしゃらに自己流磨きをしまくると逆に歯肉が傷つきます。
あなたに合った方法を歯医者で習得してくださいね。
6月は歯周病が悪くなる。。。。『歯周病の急性発作』が多いのです。