一生懸命に歯を磨いてました。
3か月に一度は歯医者にも通っていました。
唾液検査もしました・・・・確かに唾液が弱いと言われたけれど、対策は教えてもらって無かったです。
その御夫人は数本を残すのみとなって、入れ歯を作っておりました。
「どうして、こんなに一生懸命に手入れしてきたのに、ダメになっていくのかしら?」
上顎の粘膜が白いので、貧血のせいではないかと内科での検査をお勧めしました。
女性にとても多い貧血ですが。
診療をしていて、
「貧血じゃないですか?」
と、声をかけることがあります。
お口の中(上顎)がやけに白いからです。
でも、そんな方は歯の周りの歯肉は腫れています。
そして、40代のうちに沢山の歯が重症の歯周病になっていることがあるのです。
貧血は鉄分が足りないのですが、鉄分の足りない血液では、十分な身体活動に必要な酸素が運べません。
歯周病は、ばい菌と、血液中の白血球との戦いによって勝敗が決まります。
ばい菌の数を減らす・弱らせる・・・・消毒と歯ブラシ
白血球を強くする・抗菌力をつける・・・・・・・・・・・・・・血液循環をよくする・栄養とる・唾液を増やす
この作戦で、さまざまなアイテムを駆使して戦っています。