毎日、毎日、歯周病の患者さまと向き合い、応援し、治療しています。
患者さんの気持ちの中には、面倒な気持ちや、向き合わずに逃げたい気持ちや、道具に頼りたい気持ちなど、日々フツフツと湧いたり。
どうしてこんなに一生懸命なのに、自分は弱いんだろうと不安になったり。
言われたとおりにやってるのに、毎回言うこと違ってない?って、怒りがわいたり。
揺れ動きますね。。。。。。
お口の大きさや、かみ合わせや、骨格、唾液の性質や量、歯肉の厚みのタイプ、生活リズム、食の好み、喫煙・・・などなど個性がからんでくるので、一般論だけでは上手く健康に導けないことが多いのです。
重症の歯周病の患者さんにまた一人出会いました。
ご自分でも重症歯周病だとご存知でしたが、治療は数年前にやめていました。
ここに、逃げたい気持ちと、諦めの気持ちと、治してくれない歯医者への怒りの気持ちが隠れています。
治療が必要だと知っていながら、やめてしまう。。。。。
残念ながら、歯周病は終わりがない病気で、歯がある限り一生手入れが必要です。止めちゃダメ。
先日お会いした方からは、毎月なんて必要なの?とも聞かれたのですが。
重症の方は、毎月の方がよろしいかと思います。
でも、その方は重症ではなかったので、治療が終わって歯周病予防メンテナンスに移れば、3ヶ月とか6か月、1年開けても大丈夫な安定した方もいらっしゃいますから、おそらく6か月コースになるでしょう。
だから、応援が必要なのですね。。。。。今日であったあなたも大丈夫、頑張ろうね。。。。。。