本日は横浜市の一歳半検診の担当で、都筑福祉保健センターに行って来ました。
歯科医師会会員が当番制で検診を担当しています。
虫歯になりやすいかどうかのカリオスタット判定テストもしますので、虫歯になりやすいと判定されるとアフターフォローが付きます。
子どもたちを虫歯から守ろうと頑張ってるわけです。
子ども大好きなので、可愛いね~~と声をかけながら、歯の数を数えます。
まだ、乳歯の奥歯が生えそろってなくて、と~~~ってもかわいい。
お父さん・お母さんがお子さんの歯を磨くときに嫌がるポイントとして、『上唇小帯異常』があるのです。
上の前歯の真ん中から上唇までをつなぐ腱が太くて歯のすぐ上までつながってることを言います。
歯ブラシでここをこすると痛いので、歯磨きを嫌がります。
指で保護をして磨いてあげるのがコツなのです。
希望者には、衛生士さんが丁寧にひとりひとり歯磨き指導していました。
『異常』というにはわけがあります。
このひも状の腱膜が長いままだと、前歯がぴたりとくっつかずにい離れてしまうのです。
乳歯の内は歯並びには問題が無いのですが、大人の歯になったときに真ん中前歯に隙間ができます。
その時は切断する場合もあります。
ところが、こどもは良く転んで顔を打つことがあるため、はずみで腱膜が切れてしまい正常になることも多いです。
まさに、今日は検診会場でお友達にぶつかって切れてしまったお子さんが居ました。
上唇小帯異常だったけど、多分今日から異常じゃないね。。。。。。ちょっと流血してかわいそうだったけど。。。。