歯医者は、丁寧に下準備をして、きっちりとした型どりをして、設計を工夫して、技工士さんに指示書を出します。
患者さんの希望やクセや体の事情などを技工士さんに伝えなくてはなりません。
型どりをした模型だけでは、患者さんの事情は伝わりません。
握力が弱いので、入れ歯を外せない事があったり。
針金を見せない工夫を望んでいる事。
お肉料理が好きで肉が咬める入れ歯が欲しい事。
また、肉はあまり食べないので、魚や野菜と豆類がおいしく食べられる入れ歯。
泳ぎが得意なので、泳いでも外れない入れ歯。
前歯をもっと若々しくしたい。
もっと大きな歯の形にしてほしい。
そんな希望も伝えなくては、技工士さんにはわかりません。
入れ歯を作ってくれるのは、技工士さんです。
上手に入れ歯を作るには、技工士さんの技術力の高さがポイントになります。
技工士さんに正確に伝えるコミュニケーションがとっても大切なのです。
患者さんとのコミュニケーションを大切にすることと、技工士さんとのコミュニケーションを大切にすること。