抜きっぱなしという選択は有りなのか無なのか|横浜市都筑区の矯正歯科 中村歯科クリニック 最寄駅東山田・北山田

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抜きっぱなしという選択は有りなのか無なのか

そうしても抜かないと体に悪い影響があるときには、抜歯をお勧めします。

『抜いた後どうするのですか?』

という問いに、そのままでも良いですけど。。。。咬みやすいのは歯を入れる事。。。。。という場合があります。

インプラントはお勧めだけど、高いし怖い。

Brは歯を削るから嫌なんです。

入れ歯も嫌だ。。。。。

なんて言われた時に、今回は抜けたままでもいいです。。。。。という場合があります。

上のはには下のは、下のはにも上のは。。。。お互いかみ合う相手が居るときです。

咬まない歯は無くて全部の歯に相手が居るときは、残った歯が変な動きをしない。。。。そんな時に隙間の空いた状態でも支障がない場合があります。

しかし、、それが一番奥の歯だった場合は、チョット考え方が違ってインプラントがお勧めです。
この場合入れ歯は入れ難いし、Brには形の上でリスクがあります。
ところが、蝶番運動をする顎にとって、最後臼歯は他の歯を守る要の歯なので、是非とも有ってほしい歯。

最後臼歯と言われる奥歯が無くなったときは、本当はインプラントを入れておくのが良いのです。

しかし、たいていは抜きっぱなしになります。。。。。

つい最近もインプラントをお勧めする理由も説明しましたが、無くても困ってないので、入れないらしく。

若くて、経済的に余裕もある発言をしている方に、良かれと思って少し強めにお勧めしたら、露骨に『インプラントは他でやるからクリーニングだけしてください』と言われ

まっすぐに伝わらない現実に凹むこととなりました。

できれば、こんなブログで、今、何でもない時に、本当は最後臼歯は有ったほうが良いんだなあ。。。。と、知っていて欲しい。

抜きっぱなしで良いのか、入れた方が良いのかには、ちゃんとした理由があって、あなたの懐具合を見て言ってるわけじゃないので。

でも、

これを読んだ人が、また、自分なりに診断して歯医者さんに注文を出していたら困るなぁ。。。先生に迷惑だろうなぁ。。。。

ここに書いてあることは一般的なことだったり。

ある人の例だったりするので、あなたの事を一番に考えてくれるのは、あなたの主治医です。

主治医にまっすぐに、ご相談ください。。。。

研修日の楽しみ方その1

東京近辺の研修がほとんどですが。

栃木県出身の中村は、勉強熱心な栃木県の先生方のグループに所属している関係で、宇都宮に研修に通っています。

勿論、勉強熱心な先生方と治療について話すのが一番の楽しみですが。

新幹線に乗るのも、東京駅でお土産を買うのも楽しみです。

日帰りのため、朝早く出発するので東京駅は帰りにエキナカを散策し。。。。迷子になります。

今回の発見はこれ

宇都宮は、駅弁発祥の地なのです。。。。。。他にも諸説あるらしいのですが、資料が残っている限りでは宇都宮が始まりのようです。

元祖、駅弁復刻版もある中、特に目を引いたのが『鮎』の文字。

宇都宮と言えば、『餃子』ですが、実は『鮎ラーメン』もかなり美味しい一品で、清流の鮎が美味しいんです。

ゆずと鮎のまぜご飯の上に、アスパラで清流を表現し、その上を2匹の鮎がフライにされながら泳ぐ。。。。ゆずの黄色にアスパラの緑。

エゴマ入りのハンバーグにはアボカドソースが添えてあり。

和風化と思いきや、卵焼きではなくてスペイン風オムレツと、ほうれんそうと人参の和え物も洋風。

パスタはゆず塩味。

鮎がついばもうとしている黄色いゆず塩ペーストは、好みでパスタに加えたり。。。。。

バウムクーヘンは米粉で作ったもっちりタイプ。

細部まで、心のこもったおもてなしの駅弁でした。。。。。。。。。。。すっごく美味しい、楽しい。。。。また食べたい。。。。

後日分かったのですが、1日限定10食だそうで、この日に食べられたのはとってもラッキーだったようです。

それでも、また食べたいです。。。。。もっと作って欲しいなぁ。。。。。宇都宮の駅弁でした。

音波歯ブラシは何が良いのか

音波歯ブラシはとっても良いです。

歯周病が急に悪くなるこの季節に、腫れてる歯肉ポケットを洗うと、食塊やら膿やら大量に出てくるのは、手磨き歯ブラシの人。

歯肉ポケットから出てくる汚物がほとんどないのが、音波歯ブラシを使っている人。

3年間定期歯周病管理に来なかったご夫婦の一例です。

インプラントを入れている奥様は、当院お勧めの音波歯ブラシをせっせと使って、夜はマウスピースも装着していました。

3年ぶりでも、何も心配なく、検査で終了。。。。。とても経過良好。

さて、夫様は、奥歯がグラグラ揺れてる。。。ポケットが深くなり汚物が沢山出てきた。。。。手磨きになっていた。

レントゲンでもあちこち奥歯に顎の骨が解けている画像が見て取れる。。。。。マウスピースをしてなかった。

もしかしたら、3本位失うかもしれません。。。。入れ歯になる可能性が大です。

そして別件では、。。。。入れ歯が痛くなったから2週間前から入れてないという方。

咬んでいる方の奥歯は過重負担でグラグラ揺れてる。

入れ歯を入れてなかった側は残った歯が飛び出している。

奥歯で安定して咬めないので前歯で咬んだらしく、前歯も犬歯に無理が出てポケットが一気に深くなり腫れている。

音波歯ブラシは1日に1回使用で2回は手磨き。。。。マウスピースも使っていない。

咬みあわせが狂ってしまっている。。。。。。

どうしたら良かったのでしょう。。。。。。。。

共通点から考えてみましょう。。。

音波歯ブラシを使いこなしてポケット内に歯周病菌を残さず、マウスピースを使って力の制限をかけるのです。

音波歯ブラシを使っている人は、ポケット内まで綺麗です。

歯周病を抑え込んでいます。

かつて、『音波歯ブラシを使ってくれるなら抜きませんその歯。使わないなら抜きます。手磨きではその歯を残すことができないからです』

と説明の上で音波歯ブラシを使うはずでした。。。。。そして、治療をお断りしたことがあります。

どんなに音波歯ブラシで磨いてるよと偽っても、歯肉を見ればわかります。。。。。音波歯ブラシは本当に凄いのです。

全く違うのです。。。。歯肉の様子。。隠しようがありません。

歯周病からの回復度合い。

その上で、アミノ酸パウダーでポケット内歯根の磨き上げを行うと健康歯肉に治って行きます。

ポケットが3mmに至る場合は、是非、音波歯ブラシを使い、デンタルフロスを使い、リステリンを使ってください。

そして、アミノ酸パウダーメンテナンスしましょう。。。

歯ぐきが腫れて血が出たらすでに歯周病です。

歯周病予防のCMが毎日毎日流れてる。。。見慣れてます。。洗脳されてませんか?

歯ぐきが腫れて血が出てる。。。。そこで『歯周病予防に、○○歯ブラシとか○○歯磨きとかデンタルリンスとか』流れる。。。けれどなんかおかしくないですか?

歯ぐきが腫れてたら、もう『歯周病』です。

予防で済みません。

そこで、CMの通りドラッグストアで何やら買って安心したら、とんでもないことが待ってます。

歯ぐきが腫れたとか、口が臭うとか、血の味がするって言うのは、治療が必要な段階です。

すでに病気なのに、予防なんて悠長なこと言ってたら、抜けますよ。。。。。そのうち。。。。

あ==========今日もやってる======CM

治療して落ち着いてから、重症にならないように予防医療がはじまるのです。

ないしは、健康なうちだから予防なんです。

歯ぐきが腫れたら、病気です。。。。行くのは歯医者です。

歯ぐきから血が出たら、病気です。。。。行くのは歯医者です。

口が臭うなら、行くのは歯医者です。

大事になる前に、歯医者行きましょう。。。。。。。。それ、予防の段階じゃないです。

そして、腫れなくなって、血がでなくなって、口が臭くなくなって、一段落したら、CMの通り予防歯科を始めよう。。。。

なので、正しくは、血が出たり、腫れたり、口が臭う前に、普段からの予防のためにその商品はあるのです。

栄養失調と口腔内違和感

口腔内違和感は、はっきりとした固定症状を示さず、痛いと言う程でもないし、でもヒリヒリするから痛いと言えば痛いような。。。

という言葉で表現されることが多いです。

何か尖った部分がこすれてそうなる事が有ったり。

唾液が出る細かい穴が炎症をおこしていたり。

亜鉛を代表として、ミネラル不足であったり。

タンパク質不足であったり。

虫歯でもなく、歯周病でもなく、神経痛でもない時に、次に疑うのは、栄養失調です。

人間は食べたもので作られているのです。

何を食べたのか、何を食べていないのか、長年そうなのか、短期的にそうなのか。。。。。

アレルギーが隠れていないか。。。

殆どの病の底辺に、食べた物がかかわっています。。。。口の中の症状も例外ではありません。

好きな物ばかり食べてはいけません。。。。ある意味、禁欲的にベーシックな食事メニューを自分に課しても良いと、考えてみませんか?

例えば、麦ごはんと、具沢山の味噌汁と海苔と納豆と卵焼きの朝ごはんを少しだけいただく。

もしも、料理が苦手なら、栄養士さんが監修する『健康弁当』を作ってくれるサービスを1日に一回は利用するとか。。。。

朝に血の痰がでる歯周病

1年半の間、3ヶ月毎の定期通院を止めてしまっていた歯周病の患者さんがいらして。

『毎朝、口を漱ぐときに血痰が出るんです。それで、いろんなお医者さんを回って忙しくて、歯医者に来られなかったんです。。。いろいろ検査したんですけど、どこも悪くなくて、歯医者さんに行ってみたらどうですか?といわれてたので来たんです。』

診せて頂くと、前歯の歯肉がブヨブヨになって膿をだしています。

けれど、患者さんは気が付きません。。。。痛くないからです。

膿とは、わかりやすく言うと、血液の中の白血球と黴菌が戦って敗けた白血球の死骸のようなもので、絞り出すように痰を吐こうとすると、まさに戦っている最中の血液そのものが出て来ます。
沢山の白血球を届けるために、血管は膨れて太くなり赤く腫れています。。。。。。それでも気が付きません。。。。目の下の口の中は見えないのです。

常に歯周ポケットが5mm以上の場所が数か所あるその患者さんを支えてきた歯周病定期継続治療。

6回分をすっ飛ばした結果、ポケットは8mmにおよびました。

目に見える歯石はありません。

ここにも治療の継続が妨げられる誤解の原因があります。。。。。歯石が付いてるから取りに行くのが継続治療であって、ついてないのに歯医者に3か月ごとに行くなんて、歯医者のサギかもしれない、痛くないから行かなくていいわ、困ったときに行けばいいわ。。。。

違います。

歯石は形になるまで時間がかかります。

ましてや歯周ポケットが4mmある方となると、意外と歯石は付きにくいです。

歯肉がトロッとして張りが無くて、浸出液が出ているので歯石は付きにくいのです。

歯石はプラークが唾液中のミネラル成分で固められた物ですが、ポケットの深い人は、弱酸性の浸出液がでるので唾液で固めることはあまりなく、歯周病菌は栄養豊富な浸出液をごちそうとして増えてバイオフィルムを深く深く形成していきます。

歯ブラシの毛先が届くのはせいぜい2mm程度ですから、自分で磨ける範囲ではありません。

しかし、TVの影響で毛先の極細歯ブラシで磨けば奥まで磨けているように感じていらっしゃる。

深い歯周ポケットの中のバイオフィルムを取り除き、歯肉を回復(ポケット底を上げてくる)させる、実際に効力があるのはパウダー噴霧です。
しかし、取り組んでくださる患者さんはほんの一握りです。

医療が進歩しても、なかなか。。。。受け入れて頂くには、壁があります。。。日本の医療は安いので、病気になってもそれから治せばいいと思われる。

しかし、歯周病は静かに、死にいざなうサシレントキラーなのです。。。。。。口の中に血の味がしたら、歯医者に行きましょう。

歯の診断は難しい2『三叉神経痛』

治療は診断から始まります。

一つ一つ痛みの種類を分けて行き、『上顎洞炎』と『歯の歯髄炎』とそのまた一段と難しい問題に『三叉神経痛』というのがあります。

今までに2度だけおそらく『三叉神経痛』であろうと思われるケースに出会いました。

診断に一つのポイントがあるのですが、そこに至る前には消去法でいろんな原因を探ります。

他の診断に至らずに、検査の時に神経痛独特の症状を示した時に『三叉神経痛』と診断いたしますが。

結構痛みが強いです。

これも、世間に認知されていない病名なので、やぶ医者。。。と思われ、嫌われるケースです。

ある種の痛み止めが効果を発揮いたします。

『三叉神経痛』のようですと言った1度目は、おしかりを受けましたが。

2度目は、内科に依頼してその鎮痛剤を内科から処方していただきすぐに軽快いたしました。

しつこい痛みはもしかしたら、『三叉神経痛』かもしれません。。。。。。

診断方法がありますので、ご相談ください。

原因は何らかの三叉神経の感染だと思われます。

歯が痛いからといって、やみくもに神経を抜いたり、削ったりしているわけではありません。

歯の治療が変わる接着技術と合着の違い

医療は歯科医療でも進歩しています。。。。。保険診療も2年ごとの改訂ではありますが、進歩はしています。

ときどき、材料費よりも安い診療費の設定に愕然としますが。。。『絵に描いた餅診療か????』

理解に苦しみながら日々考えております。

歯医者が常に使う材料の一つに『セメント』があります。

昔は合着のセメントが主流でした。。。。物理的に嵌合させる発想なので凸と凹を使いこなす技術です。

それを科学的に変えたのが今どきの接着セメント。。。。科学的にくっつける技術です。

『接着』の場合はミクロの膜厚みで力を発揮するので、精密に作る事が大切です。

そのために、作る過程の一つ一つを丁寧に積み上げることが必要なのです。

当院では、すべてを接着で行ける。。。。と、思ったのですが。。。(そこまで全員のスキルと技術が整った)

ですが、現実はすべてではなく。。。。合着の必要性が浮き彫りになることになりました。

低年齢と高年齢の方の場合に、そこまでの治療ができないので、既成冠を合着する等のいわゆる昔の技術が力を発揮します。

診療態勢を保ち、正確に形を形成し、型を取ることができない場合では、『接着』は役に立たない。むしろ合着が効果的。

8020運動は達成度を増して、総入れ歯の人は減ってきています。

自分の歯があるからこそ、70代の内にすべての歯をこれからの身体の変化に対応できる状態に整えておく事が大切だと考えています。

診療台を寝かせた状態で診療できるかどうかは、『接着』と『合着』の分かれ目の目安になるように感じています。

何が起こったかというと、嚥下に問題が起きたり、心臓や呼吸機能が弱っったり、骨格が丸くなると、診療台を倒した水平診療ができません。

2分おきにうがいが必要だったり、唇や舌の不随意運動が起きて危険だったりして、診療に制限が起こるのです。

そんな時に椅子を倒さなかった時代の診療方法が役に立ちます。。。。。。型を取るのも短時間で行う必要があったり、一度に綺麗におさめようとせず2回に分けたり。。。。。接着でなくて合着でいく。。。。今までの蓄積した技術のフル活用。

接着と合着を使い分ける。。。。使いこなす。。。。

自律神経と口の病気『口腔乾燥症』

人の体をコントロールしているのは、脳でありながら全身のそれぞれの全ての器官連携(リレーション)です。

腎臓も肝臓ももちろん心臓も副腎も膵臓も甲状腺も。。。。挙げて行けばきりがありませんが。。。

口の中も単独で機能して居る訳ではないのです。

口の中の乾燥は本人にしか分からない苦しい病気です。。。。『口腔乾燥症』

具体的な対処法としては、現在は対症療法として潤いゼリーを使うしか効果的な治療法は確立していません。

何故、唾液が出なくなるのか?

原因が多すぎて、対処できないのです。

血圧の薬など、その他薬の副作用であったり。

自律神経失調症などの交感神経の興奮を抑えきれない為に、唾液腺が活動できなくて、そのために唾液腺細胞が委縮してしまったり。

どうやって交感神経の興奮を抑えるかというと、交感神経の興奮をコントロールしているはずの前頭葉の活動を上げるのも一つの方法ではないかと思います。

強烈なストレスがかかると、扁桃体が興奮して視床下部に伝えてストレスホルモンを副腎に作らせ交感神経を興奮させてストレスから守ろうとします。
この時、ストレスホルモンを出すために大量にミネラルが使われます。
唾液を作るのにミネラルが必要ですから、唾液を止めなければなりません。
緊張すると、口がからからに乾くのを感じたことがある人は多いと思います。

戦いのときによだれが出ちゃう人は居ないと思います。

全てに効率の良さを求められる現代で、人にかかってくるストレスはとても強く、副交感神経にスイッチするには、それなりの努力が必要になりました。

AIが発達すると仕事が奪われると世論があおります。。。。すると、姿の見えない『不安』にかられます。
子どもが増えて活気のある社会になれば、年金問題も解消されるのに、子どもを育てにくい、生みにくい社会にして不安だらけです。
しかし、社会学者は辛い仕事から解放するためにAIやITは発展しているのだから、『安心』へ向かわなくてはならないはずと言います。
子どもを産んで育てている人に辛く冷たく、学校の先生を助けず責め立て、親を仕事にかりだし、こどもを育てる時間もお金も与えない。
交感神経ばかりを刺激していては、辛くて、眠れない、唾液の出ない、笑えない、痛くはないけど辛い病気になります。

子どもを大切にして、『安心』して笑える社会になったらいいなぁ。。。。。
赤ちゃんの笑顔を見るとオキシトシンというホルモンが出ます。
街に赤ちゃんと子どもの笑顔があふれると、副交感神経が活性化してくれるのではないかと期待します。
若いカップルを見るだけでも、ほっこりしてきます。。。。。年のせいかしら。。。

唾液が出なくて辛い病気『口腔乾燥症』の改善に、赤ちゃんの笑顔が効果的です。。。。なんて言っても、呆れられるだけなので。

温泉に行って、『湯治』1カ月位やってくると良いですよ。。。。とか
深呼吸しましょう。。。。とか
瞑想しましょう。。。。とか
笑いヨガでもやってみてください。。。とか

交感神経の興奮をとめて、副交感神経にスイッチする
ネットや本屋さんにあふれてる無難なお話をしています。。。。。。けれど。。。『安心』して暮らせる社会が必要なのではないかと思います。

歯の病気の診断は難しい。『歯痛錯誤』

ときどき、患者さんにおしかりを受けるときがあります。

患者さんに「私の言うことが聞けないの?」と言われることがあります。

ネットの中に沢山の説明がありますので、自分で診断する方がときどきいらっしゃる。

患者さんの診断はさておいて、、正しく診断するのは歯医者としてやらなければいけない仕事ですが。

それが最近は難しいです。。。診断は変わらないのですが、それを上手に伝えられない。

例えば、患者さんが『上の奥歯が痛い』と言っているが、明らかに下の奥歯が歯髄炎を起こしている場合など。

以前は、『痛みが激しい時は上と下は場所の区別がつかなくなるので、下の歯に麻酔をしてみて痛みが止まったら下の歯が原因です』
という説明で納得してくれるので、まず下の歯の治療にとりかかり、無駄に上の歯を削ることは避けられました。

ところが最近は、患者さんの主張が強く『痛いのは上で、下は痛くなった事はありません』と反論し、上の歯を削らされることがあります。
その後に、『下の歯も深い虫歯なので治療していいですか?』と言って治療しないと治まらないのです。

仕方なく大学病院に紹介することもあります。。。そこで下の歯が痛んでいると説得されて治療に至ることもあります。

これは『歯痛錯誤』といって、痛みが強い時は上と下のちがいが分からなくなるのです。

また、ある方は、痛みの原因を説明しているときに『違う』と大きく否定し。
治療方針を説明しているときも『違う』と大きく否定し。。。。。話の進めようがない。。。。。致し方なく当院では治療しないこととしたときもあります。

歯医者は歯が生み出される時から失った時まで、原因や過程も含め、治し方や補綴の仕方を学び、実践し、日々研鑽も重ねてきています。

ネットの中にはいろんな本や見解もあります。。。。私は歯を磨かない場合の健康被害の方が怖いと思います。
インプラントをする歯医者は悪徳歯医者だと書いている場合もあります。。。が。。インプラントは多くの人を救っているのは事実です。

診断は難しいのです。。。。だから、日々研鑽を重ねているのです。
できるだけあなたの歯が長持ちするように、あなたが困らないように。

フラットに偏らない情報をください。。。。決めつけた情報ではなくて。。。素直な情報を。。。
どんなふうに痛いのですか?
どの歯だと思いますか?
どうしてその歯が痛いと思ったのですか?
いつごろからですか?
痛むきっかけはありますか?

とにかく、聞き取ろうとします。
細かく聞いていくことが丁寧な聞き取りと思っているのですが、どうも現実はそうではなくて。

診断の精度を上げて、痛みから解放しても。。。治しても怒られる。
歯を感染させずに長持ちさせるためにラバーダムを使っても。
若年者の歯髄神経をまもり、歯を守るためにMTAセメントをお勧めしても。

おしかりを受ける。。。。。さすがに凹みます。。。。医療現場において、治すことが正解ではない現実。

患者さんの心が、プライドが傷つけられたと訴える。。。。治しても『信頼』されない。
『詐欺社会』ゆえに、ボったくられたのではないかと。。。治しても疑いが果てしなく続く。

技術を磨くだけでは、信頼してもらえない。
あなたの歯とあなたの健康を守りたいという想いを届けるには、『詐欺社会』に対する不安への配慮が足りないようです。
説明と書類作成に時間がかかり、施術する時間が削られて治療の進行が遅くなる。。。。
施術一つ一つの説明を求められ、保険用語の説明まで及ぶ。。。。

治療計画を立て、スピード感をもって、壊れる速さを上回るスピードで治すことを目指してきましたが。
今、それが成り立たない。

平成の終わりと共に、(コンビニオーナーの悲劇のごとく)変わらざるを得ない時代の変遷を感じます。

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